第2回つくば強誘電体ワークショップ（TWF-2）

開催によせて

「第8回日露/CIS/バルチック強誘電体シンポジウム」（2006年5月15-19日）まで残り7ヶ月となりました。誘電体分野で長い歴史を持つ日本と旧ソビエト連邦諸国との研究交流は、このシンポのみではなく様々な形で行われてまいりました。この流れはつくば研究学園都市にも根付いております。

　「第2回つくば強誘電体ワークショップ」は、サンクトペテルブルグのIoffe研究所からLushnikov教授と若手研究員のAnnaさんを迎えて、ペロフスカイト構造関連物質から誘電体周辺の話題をも含めて企画いたしました。

　つくば市も今年8月24日のTX開通により、研究学園都市としての更なる発展を目指しています。皆様の多くの参加をお待ち申し上げます。

TWF-2概要

日　時: 平成17年11月14日（月）13:25〜17:40

　　　　講演会終了後18時からにて懇親会（らんぷ）

場　所: 筑波大学、総合B棟0108プレゼンルーム

　　　 （つくばエキスプレス　つくば駅からバスが出ております。

　　　 　最寄停留所は「第3学群棟前」です。詳しくは交通/宿泊案内のページをご参考ください。）

その他: 懇親会以外の参加は無料です。

　　　　　参加登録も受け付けております。お名前・ご連絡先を記入の上狩野までお送りください。

　　　　　当日ワークショップ会場でも参加登録は可能です。

　　　　　懇親会の会費は一般：4000円、学生：2000円です。

予稿集: こちらからダウンロードしてください。（最終版です）

プログラム:

13:25-13:30　開会の挨拶　小島誠治（筑波大院数物）

13:30-14:00　S. Lushnikov (Ioffe. Institute. Russia)

　　"Quasielastic light scattering of the relaxor ferroelectrics"

14:00-14:30　上江洲由晃（早大理工）

　　"Non-ergodic behavior of polar state in Li-doped KTaO₃ under electric field"

14:30-15:00　植 寛素（筑波大院数物）

　　"Spectroscopic observation of bipolaronic point defects and small-polaron excitations in Ba_1-xK_xBiO₃"

15:00-15:10　休憩

15:10-15:40　小野寺彰（北大物理）

　　「層状ペロブスカイトの相転移と超薄膜強誘電体モデル」

15:40-16:10　R. Wang（産総研）

　　"Universality of the lead-free piezoelectric solid solution (Na,K)NbO₃-ATiO₃"

16:10-16:40　浅田敏広（早大材料）

　　"Ferroelectric domain structures near the MPB of Pb(Zr_1-xTi_x)O₃"

16:40-17:00　Hushur Anwar（筑波大院数物）

　　"Order-disorder nature of ferroelectric BaTi₂O₅"

17:00-17:20　金　度漢（筑波大院数物）

　　"Microheterogeneity and field cooling effects on Pb[(Zn_1/3Nb_2/3)_0.955 Ti_0.045]O₃ single crystals probed by micro-Brillouin scattering"

17:20-17:40　 Anna Svanidze　(Ioffe. Institute. Russia)

　　 "Vibrational Properties of Protein"

17:40　　　 閉会

18:00-　　　懇親会

過去のTWFの予稿集はこちら

担当　狩野 旬

　　　　　筑波大学数理物質科学研究科物性・分子工学専攻

　　　　　〒305-8573　茨城県つくば市天王台1-1-1

　　　　　電子メール: kanojun@ims.tsukuba.ac.jp

　　　　　電話: (029)853-5110

　　　　　ファックス: (029)853-4490